うちの牛ちゃんたちと驚愕の秘密…
少し時間が空いてしまいました…汗
また投稿を開始していきますので、どうぞ宜しくお願いします♪
今日は、牛ちゃん達をご紹介します!
どどーん。
こちらは成人した牛ちゃんたちの住むお部屋です。
毎日摂れたて新鮮なミルクを絞らせてくれる牛ちゃんは80頭位います。
小麦粉とか、家畜用のトウモロコシ販売用とか、牧草の代理収集(特別なマシーンがあります)とかをする一方、酪農家でもある主人。
私も少しばかり運動を兼ねてお手伝いをしています。
こっちは生まれた時からずっとお世話をしていて大分大きくなった子牛ちゃん。
なついていて、呼ぶとやってきて私の手から草をむしゃむしゃ取っていきます。
牛の赤ちゃんは、生まれて1時間もすれば歩き出すんですよ!
でも、お母さんが攻撃的にならないようにできるだけ直ぐに母親とは引き離します…。
そしてこれは赤ちゃんの為でもあります。
牧場の牛はたくさんミルクを出す様に食べ物も育て方も調整されています。
なので、ミルクを飲み過ぎると赤ちゃんがかえって体調を崩してしまうんです。
引き離した赤ちゃんは別のお部屋で育てられ、成長して赤ちゃんを産んで始めて成人の牛ちゃんのお部屋に移動されます。
赤ちゃんを産まないことにはお乳がでないので…。
彼らは、この言い方に不快感を感じられる方もいると思いますが、妊娠するために育てられています。
なかなか妊娠出来ないで高齢出産すると、たくさんミルクを出すように育てられているからか大体出産と同時に亡くなってしまうです。
だからちゃんと牛ちゃんたちの妊娠にベストなタイミングを見計らって体外受精をさせて、ちゃんと出産に向けてケアしてあげることが彼らの命を守ることになり、私達酪農家を支えることにもなります。
そして最後に酪農家だから知っている衝撃事実を1つ。
病気や加齢などで食欲もなくなり、死を待つだけの牛ちゃん達も残念ながら出てきてしまいます。
そうした牛ちゃんは、買い取られます。1頭2万円にもなりません。
この値段は子牛の値段以下です。
どこに売られるのかというと、恐らくマクド○○○などの安価なお肉を販売しているところかと。
普通にお肉用に育てられた牛はこちらでもそんなに安くはありません。
破格のあのお値段はこうした牛のお肉でないと出来ないことだと思います。
確かに牛の品質は約束されています。
だって毎月ミルクの質をチェックしに、審査のひとが来ます。
牛1頭1頭に、ちゃんと協会の定めたID番号もあり徹底的に食事から品質色々と管理されているのは本当です。
ただ、こうして病気になった牛や加齢の牛には、薬が投与されていることもあります。
こうした牛も食用に回されるのかちょっと謎ですが…。
だとしたらぞっとしますよね…。
以上、酪農家のしっている衝撃事実をお届けしました!